友達ができなくていつも一人だった祈。
その無口な態度から、人形だと陰口をたたかれ、寂しい学園生活を送っていた。
だが晶子との出会いから徐々に明るくなり、眞弥子という親友を得ると、学園生活も楽しくなってきた。
しかしそんな中、些細なことから眞弥子とすれ違い。絶縁状態になってしまう。
友達との初めての喧嘩に戸惑い、困惑する祈は晶子と一緒に誤解を解こうとするが、上手くいかず二人は途方に暮れてしまう。
そんな時、眞弥子からあるものを渡される。その花の苗を見て、祈は絶望する。
何故ならその苗は、2人の友情の印として、お互い大事にしていた花だったから…… |